2009/05/06

[book]「偽善エコロジー」(トイレで読んでる)

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)
武田 邦彦
幻冬舎
売り上げランキング: 7156
おすすめ度の平均: 3.5
2 別の偽善者を生み出していないか
5 エコに対する風潮を見直すよい本
4 真のエコロジーとは何か?真実と向き合って考えさせられる作品です。
5 人は信じたい情報のみを信じる、のではいけない
3 「リサイクルの罠」に焦点をしぼるべきだった

 

感想

何を信じて良いかわからなくなる本。おもしろい。エコ!エコ!言ってるエコ厨は一度読んでみるといいと思います。

いえ、この本が真実だと言いたいわけではありません。こういう意見の学者もいるということを知り、こういうデータもあるっぽいと言うことを知り、妄信的に突き進む自分を省みて、エコに対する認識を新たにする良い機会を与えてくれる。

そんな本かもしれないから読んでみたら?というこを言いたいのです。

 

まぁ私自身の「エコ」に対する認識は混乱したままですがね。世間の言う「エコ」は常々うさんくさいとは思ってますが・・・。

章ごとに読めるので、私はトイレにおいておいてボチボチ読んでます。

 

目次

第一章 エコな暮らしは本当にエコか?
1、「レジ袋を使わない」は、ただのエゴ
2、「割り箸を使わずマイ箸を使う」は、ただのエゴ
3、「ペットボトルより水道水を飲む」は、悩ましい
4、「ハウス野菜、養殖魚を買わない」は、ただのエゴ
5、「石油をやめてバイオエタノールに」は、ただのエゴ
6、「温暖化はCO2削減努力で防げる」・・・、防げない
7、「冷房28℃の設定で地球温暖化防止」は、意味なし → そうじゃないんです
8、「温暖化で世界は水浸しになる」・・・、ならない

第二章 こんな環境は危険?安全?
1、「ダイオキシンは有害だ」・・・、危なくない
2、「狂牛病は恐ろしい」・・・、危なくない
3、「生ごみを堆肥にする」・・・、危ない!
4、「プラスチックをリサイクルする」・・・、危ない
5、「洗剤より石けんを使う」・・・、よくない
6、「無毒、無菌が安全」・・・、危ない

第三章 このリサイクルは地球に優しい?
1、「古紙のリサイクル」・・・、よくない
2、「牛乳パックのリサイクル」・・・、意味なし
3、「ペットボトルのリサイクル」・・・、よくない
4、「アルミ缶のリサイクル」は、地球に優しい
5、「空きビンのリサイクル」・・・、よくない
6、「食品トレイのリサイクル」・・・、よくない
7、「ゴミの分別」・・・、意味なし

第四章 本当に「環境にいい生活」とは何か
1、もの作りの心を失った日本人
2、幸之助精神を失う
3、自然を大切にする心を失う
4、北風より太陽、物より心

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