2011/02/17

日記

知ってると思ってたことも実は表面的な部分だけだった、できると思っていたこともやってみたらうまくできなかった、難しくないと思ってたことも実際にやってみると難しかった、そんなことがよくあります。残念。
別段凹んでるわけではなくて「やべぇー」となるわけです。やったことのあることしかできないもんだなーとか、やったことがあることをやるのがやっとだなーと思うなどします。ギア6段に入れて漕ぎ始めたばっかのチャリで坂を上ってる気分です。世の中の PG・SE の皆さんすごいですね。まじで。加速がつくまであとどのくらいだ。

いちいち悩みます。Linux そのものやその文化(Linux 初心者)、プログラムの設計、APIの設計、DBのテーブル設計、アーキテクチャ、開発環境、開発の進め方、などなど。他にもプロジェクトにおけるディレクトリの切り方をどうするか、セットアップやインストールはどうするか、モジュール分割の判断、バージョン管理、バグトラッキング、ログの吐き方と吐く内容と吐くタイミング、例外の扱いと想定、etc, etc ... 。それぞれやったことがあっても部分的だったり、大枠が決まっている中でのことだったのだと気づきます。
(開発の初期に深く考える必要のないこともあるのですが)

windows と .NET だけで開発のお仕事をしていた時より悩むことが多いような気がします。と言うと、少し違うか。与えられた環境だったから迷うところがなかったのかも。IDE に RDB にサーバにディレクトリ構成に言語にバージョン管理にリリース方法に BTS になんやらかんやら全部決まってたから。
正直な話、新卒で入った会社にいた頃、2~3年経つ頃には先輩や上司のソースを見て「なんてクソなんだ。ガラクタだ。正気か。。」などと思って軽蔑したもんですが(申し訳ありません悔い改めます)、0からあんなにたくさん大きなモノを作った彼(彼女)らは今思えばすごい。出来上がったものの一部を見て「クソだ」と言ってた私がクソだったのかもしれないと今思う。

技術も知識も特に経験が足りないで FA なわけですが、誰でも初めはそうなんだし高望みせず地道にやるしかないなと。

ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)

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